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ルネッサンスサッポロホテルのコンセプト
サルバドール・ダリ

M2F回廊

24.二人
  

1904年 スペインカルターニャ地方にて生まれる。20世紀を代表する画家の一人で、シュールレアリスト。独特の口髭と奇矯な言動で話題を振り撒き作品は「柔らかい時計」や「変形した肉体」「ダブルイメージ」等を巧みに用いた作風で、従来の価値観をくつがえす画期的なものだった。ダリは幼い時期を地中海に面したカダスケやフィゲーラス周辺で過ごし、その風景はダリの潜在意識の背景となった。また、腐敗した鯨を見たり、魔女の末裔と呼ばれていたリディアとの魔術的な夏を過ごして、ダリの絵の基本的な題材となる経験をしている。ジュリアン・ニヌス教授にデッサンを学び、画家としての基盤が作られ、マドリードのサン・フェルナンド美術アカデミーに入学したが、授業をさぼり、プラド美術館で独自の研究をし、おおいに技術を向上させた。アカデミーを放校処分になり故郷で3年間絵を描き続け、政治的な干渉も社会的な駆引きにも無頓着で絵を書くことだけに関心をよせていた。妻ガラとの出会いは人生で重要な出来事となり、生涯を通じて神聖な聖母であり、保護者、支配者、マネージャーでありつづけた。ガラと共に世界へ漕ぎ出したダリは独自の価値観を作品の中で展開し、時間、宗教、量子力学、遺伝子学をモチーフ作品を次々と想像した。ガラが1982年に亡くなるとよりどころをなくし、翌年の「燕の尾」が生涯最後の作品となった。